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NINA BUISSON 振付家/芸術監督
ニナ・ブィッソンは現在ニューヨークのマンハッタンで活動している若手で実力のある優秀なコリオグラファー(振付家)のひとり。ニューヨークのコンテンポラリー・ダンスシーンでのニナ・ブィッソンの活躍は、次世代の代表的なコリオグラファーとして確実な地位を築いている。エスニックやオリエンタルの雰囲気が、もとあるヨーロピアンのテイストと融合され、ゴージャスかつ精神的なビジュアルが展開されるコリオグラフィーは、アメリカ国内に限らずカナダやアジア、祖国フランスをはじめ、ヨーロッパでも今後期待されている。 ニナはフランス出身。幼少の頃から運動能力に長け、体操を習ったり、街の“最も才能のある子供”の1人に選ばれる活発な子供だった。地元のバレエ教室でバレエを始め、モナコのプリンセス・グレース・アカデミーにて奨学生として学びはじめる。学校からのサポートのみならず、国からの奨学金も得て、ダンス学校時代を過ごした。それと平行してプリンス・ライナー・Ⅲ・ミュージック・アカデミーで音楽の教育も受ける。優秀な成績で卒業後、ロゼラ・ハイタワーが審査委員長を務めたフランスの国際コンクールのバレエ部門で優勝。その後もフランスやイタリアで開催された国際レベルのコンクールのモダン部門で優勝および準優勝で上位の座を獲得し、その結果ヨーロッパのダンス界で一目置かれ、ダンス映画“オッキオ・ピノッキオ”(フランチェスコ・ヌッティ監督)、 “La Legende des Oiseaux”(ローレント・ビアンコット振付け)にダンサーとして出演した。 その頃の彼女の活動ベースとなったフランス、イタリアではTVやCMでも仕事をこなし、フランスではミネラル・ウォーター“エビアン”のCMに出演。イタリア国営放送・RAIで振付家として活躍し、コリオグラファーとしての才能も注目されはじめた。教師としての才能も早くから見出され、フランスでダンス教師としての教員免許(B.A)を取得後、自らの舞台活動と平行して、教師としてもフランス、イタリア、スペイン、スウェーデンなど、ヨーロッパ各国を飛び回った。 アメリカに降り立ったのは’98のこと。ヨーロッパでのアーティストとしての着実な道を一旦断ち切り、拠点をニューヨークに移した。アーティストとしての宿命を怠る事なく活動を続け、しばらくしてニューヨークの老舗ダンススタジオであるバレエ・アーツで教師として仕事を始めた。アメリカで活動のを始めて以来、彼女は意欲的に創作活動を行い、その作品はダンススタジオのスタジオ・パフーマンスから数千人規模の巨大スタジアムまで、幅広い場所で観る事ができる。その頃の彼女の振付家としての代表作はアトランティック・シティーで行われたインドのボリウッド・フィルムと音楽の祭典でのオープニング・パフォーマンスなどがある。またニューヨークにある有名なファッション・スクールF.I.Tで毎年行われているエラン・アワードには’01からほぼ毎年招待され、’03にはその年のベスト振付家に送られる『スピリット・アワード』を受賞した。その他、10周年アジアン大平洋アメリカンヘリテイジ祭やマディソン・スクエア・ガーデンで行われたラテン・アメリカ映画祭、ハンター大学でのパフォーマンスなどがある。また’02にはクリストファー・ハギンズ氏に呼ばれ、彼のカンパニーである“フィラダンコ・ダンスカンパニー”で同氏をサポートし加えて彼のためにソロ作品を振り付けている。’04にはレイ・タディオ氏に招かれ、ミシガン州のホープ大学に作品を提供。同年より始まった国際ダンス・フェスティバルには’04、’05と参加。 世界の芸術家の卵たちの伝道、ジュリアード・スクールの生徒の卒業公演に振付をした作品(INAZUMA)は近々フィルムに残される事が決定している。‘06 10月には、州単位で年に一回開催されるダンス協議会のマスタークラスを教えるために、テネシー州に呼ばれた。11月には、マディソン・スクエア・ガーデンで行われた ショー“デラリウム(Delirium)”の為にニューヨークを訪れた“シルク・ド・ソレイユ(Le Cirque Du Soleil)”のカンパニーメンバーにブイッソンがクラスを教えた。また、2007年6月に発行される中国誌“ヴォーグ(vogue)”のファッション撮影の指導を務めた。 永年にわたり、ヨガのトレーニングを続けると供に舞踏や太極拳にも興味を持ち、ヨガのエッセンスに加え呼吸法に重きをおいた彼女の教えるストレッチのクラスは ダンサーだけではなく、医療関係者や、一般の方々にも好評を博している。クラスの数も着実に増え、‘07には医療関係施設での開催が予定されている。 多くのダンサーやアーティストが夢を実現するために訪れるこのニューヨークで、彼女は独自のスタイルで多くの観客を魅了し続けることができる貴重なアーティストだ。日本からも留学生が多いペリダンスセンターでコンテンポラリー・ダンスを教え、またステップスなどからもワークショップの依頼が殺到している中、彼女のカンパニーであるNina Buisson Contemporary Moveのパフォーマンスを次々と成功に納めている。
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